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「」に対する検索結果が6件見つかりました
- 商標登録認可されました
特許庁から商標登録が認可され、商標登録証が発行されました。 「植物の戦う力」が商標登録されたことの証明書です。 これとは別に植物の戦う力歯磨きの特許出願を行っていますが、国内においては特許庁と特許事務所とのやり取りにおいて、特許が査定されることがほぼ間違いない旨を特許事務所より連絡いただいております。これに伴い、外国への国際特許出願のためのPCT国際出願特許協力条(Patent Cooperation Treaty)も順次準備をしております。
- テレビ朝日【健求者 ~こだわりの元気食~】2024年2月21日(水)放送
カビを殺菌する歯磨き粉{植物の戦う力」歯磨き粉です。 歯垢を成熟させ、歯垢をネバネバにする要因の1つがカビです。植物由来のカビと戦う7つの成分が入っています。 歯垢中のカビが少なくなると、歯垢の性状変化と歯垢の付着量の減少が観察された論文をもとに作られた歯磨き粉です。 健求者で検索すると、テレビ朝日のホームページの健求者のページが表示されます。この中から過去の動画のすべてが観られるようになっています。 ぜひご覧ください。
- テレビ朝日の「健求者」という番組でカビを殺菌する歯磨き粉で歯垢をサラサラにすることについて紹介されます
テレビ朝日『健求者 〜こだわりの元気食〜』【毎週水曜】よる11時10分〜。今、そして未来を生きる人たちのために、日々健康を追求している研究者たち。 テレビ朝日の健求者という番組で、カビを殺菌する歯磨き粉の使用で歯垢をサラサラにする歯磨き粉「植物の戦う力」の開発者の八重洲歯科クリニック木村陽介が出演します。 歯垢中のカビと歯垢の性状変化についての研究内容なども紹介されると思います。 生姜やドクダミなどカビに強い植物由来の成分が入っている歯磨き粉についてです。 院内で行われた試験では、10日間程度の連続使用でお口の中のカビの量は、平均で数十分の一に減少したことが示されました。(※この試験は治験ではありませんし、個人差もあります) 放送日は、2024年2月21日水曜日の23時10分からです。 夜遅い時間ですが、ご覧いただければ幸いです。
- お口の中にいる無数のカビ
歯垢を顕微鏡で見てみると、糸状のもの(糸状菌・真菌・カビ)が歯垢中に高頻度で観察されます。 お口の健康維持にとっての問題は歯垢ですが、この歯垢は真菌(カビ)と細菌によって構成されているのが顕微鏡で観察されています。今まではこの歯垢の中の細菌だけが注目されていましたが、ここで真菌(カビ)にも目を向けてみましょう。 カビと聞くと腐敗をイメージすることが多いかと思います。ですが実際はお口の中には大量のカビ菌が生息しています。このカビを専門用語で真菌と呼びます。 お口の中の真菌は、特にいてもいなくても関係なく、たまに口腔カンジダ症を発症する原因菌ぐらいにしか思われていませんでした。しかしお口の中の真菌と歯垢の関係が徐々に判明してきました。(真菌は細菌の100倍以上の体積があり酸素をたくさん歯垢中で消費して酸素のない歯垢が出来ます。結果として酸素のないところに生息する嫌気性菌が増殖しやすくなります。嫌気性菌は病原性が好気性菌に比べて強い傾向があり、口臭の原因物質も作ります) さらに真菌は細菌よりはるかに大きな体で粘着性の物質を産出しますので、歯面への細菌付着を促進させているという論文報告もあります。(プラーク1gの中には、最大で1,000億個の細菌や真菌が存在します。唾液1g中には1億個、鼻水1g中には10万個であることから比べても、お口の中の細菌は桁違いに多いことがわかります) 植物の戦う力歯磨き剤の目的は、歯垢中の真菌を減らし、お口の細菌叢の改善の持続性を保つことです。真菌も細菌も目に見えませんが、真菌が減ることによる変化として起床時の爽快感と口臭予防の持続性を一番実感していただけるかと思います。
- 歯垢の中のカビが悪玉菌を増殖させる
歯垢は付着してから時間とともに成熟していきます。最初は歯面表面に好気性細菌(酸素が好きな細菌)が付着します。歯垢の中で好気性細菌が酸素を消費しますので、歯垢中の酸素がだんだん少なくなっていきます。酸素が少なくなっていくと、徐々に嫌気性細菌が増殖し始めます。 歯垢の中には病原性の少ない善玉菌と病原性の強い悪玉菌がいます。 おおまかには、歯垢中の善玉菌は好気性細菌で、歯垢中の悪玉菌は嫌気性細菌です。 カビである真菌は、細菌の100倍以上の大きさで、酸素をたくさん消費する菌です。 カビが歯垢中に多いと、酸素が少ない歯垢になっていきます。 酸素が少ない歯垢中には虫歯や歯周病の原因になりやすい嫌気性細菌が増殖してしまいます。 したがって、お口の中のカビを少なくするとお口の健康維持に役立つ可能性が有ります。
- 口臭に関する誤解
口臭に関しての大きな誤解があります。口腔内に原因があって口臭ある場合、要因は2つに大別されます。 1つは、口腔衛生状態が悪かったり虫歯や歯周病がある場合です。この場合の口臭は口臭測定器で計測することが可能ですし、正しい歯磨きを行い、虫歯や歯周病を治療することによって解決します。 問題となるのはもう1種類の口臭です。口腔清掃状態が良く、虫歯や歯周病も認められないにもかかわらず口臭がある場合です。この場合の口臭は、ドライマウスが原因のケースと口腔内の常在菌の細菌叢に原因ある場合に大別されます。この口臭は、社会性に関わり、対応方法が簡単でないため本人に取って深刻な悩みになってしまいます。原因は嫌気性菌による代謝産物と思われますが、口腔内から嫌気的バイオフィルを完全に除去するのは困難です。嫌気的バイオフィルムは、歯の隣接面、歯肉構内、舌表面、咽頭部など完全な清掃が困難な部位にあるためです。ドライマウスの場合は、カンジダアルビカンスという種類の真菌が急増することが知られています。唾液による影響を受けやすい真菌です。この真菌によって作られる嫌気的環境による口臭が考えられます。ドライマウス以外の場合も、真菌によるバイオフィルム内での酸素の消費による嫌気性細菌の増加が考えられます。 口臭治療に抗真菌剤を使用する意味はあると思われます。
用語の解説
真菌
一般的な呼称はカビです。見た目の形から糸状菌とか菌糸ともいわれます。形は酵母型と菌糸型の2形性を取るものが多く、酵母型の大きさは5ミクロンくらいです。細菌も真菌も「菌」がつくので同じ仲間だと思われがちですが、細胞の構造が全く異なります。細菌は染色体DNAが細胞の中に裸で存在していて、原核生物の仲間です。
一方、真菌は、染色体が膜に包まれた核の中に存在していて、動稙物と同じ真核生物の仲間です。真菌は、核の他にミトコンドリアや小胞体などたくさんの小器官をもっていて、細菌と比べて高等な生物なのです。真菌は細菌とは全く異なり、細胞構造が人間に近い生物です。
細菌には「嫌気性」と「好気性」という分け方があります。 嫌気性は酸素を嫌う菌、好気性は酸素を好む菌です。in vitro(イン・ビトロ)とは、試験管内という意味で、試験管や培養器等の中で薬物の反応を検出する試験のことを指します。in vivo(イン・ビボ)とは、生体内という意味で、人体や実験動物を用い、生体内に直接被験物質を投与し、生体内や細胞内での薬物の反応を検出する試験のことを指します。
細菌叢・菌叢
バイオフィルム内の細菌や真菌の種類のことです。口腔内の細菌叢は、人それぞれ指紋のように異なります。同一個人でも、体調や食事内容などにより、時間とともに常に変化しています。細菌叢の中には運動性細菌もいることから、現在では微生物叢(マイクロバイオータ)という表現に変わってきています。
微生物の感受性
微生物がある成分にどれくらい影響を受けるかを指します。例えば、抗生物質も全ての細菌に効くわけではなく、特定の菌に対してのみ抗菌性を示します。似たような言葉に抗菌スペクトラムがあり、これは特定の微生物に対する感受性を示すものです。つまり、微生物がどれだけある成分や薬物に反応するかは、その微生物の種類や特性に依存すると言えます。
運動性細菌
顕微鏡での歯垢や唾液の観察で、動いている細菌のことです。
微生物の相互作用
真菌や細菌は、同じ環境でお互いに影響を与え合っています。彼らが争っている場合、これは拮抗作用と呼ばれ、拮抗関係にあると言います。一方で、微生物同士が協力して勢力を広げようとしている場合は、これを協同作用と呼び、協同関係にあると言います。